おすすめ本|今森 光彦『ときめくチョウ図鑑』
今森 光彦『ときめくチョウ図鑑』
多くの大人がそうであるように、私も歳をとるにつれて虫が苦手になってしまいました。
ホタルたちの「光」、秋の虫の「音」に限れば以前から楽しんでいたものの、触るのも触られるのも苦手で、どうしても距離をおいてしまっていました。
しかし、生態系の中で虫もまた野鳥と同様にかなり重要な役割を持っているはずです。
勉強しなくては…と思いつつ、重い腰が上がらず。
きっかけとして読んでみたのがこの『ときめくチョウ図鑑』です。
学術的なテイストの本ではなく、スタイリッシュでカジュアル。
読みやすい図鑑に仕上がっています。
図鑑としては情報量が控えめかもしれませんが、身近なチョウを識別するくらいなら困らなさそうという印象。
種類ごとの解説だけでなく、チョウの基本についての情報のほか、標本作り、撮影法など、初心者向けの記事が盛りだくさん。
まずはこの本を手がかりに勉強していこうと思います。冬の間に。
虫を学ぶ入り口として、まずはチョウから。
玉川上水にも、実は40種類以上のチョウがいるらしい...!!
(撮影 2015年5月) 玉川上水にて
サトキマダラヒカゲ